mudanobunagaのブログ

参考になったり面白かったものを中心に載せていきます。

横のバランスが大事

高齢者が安定した歩行をするにはバランスが大事です。今回は横方向のバランスを保つのに股関節の筋力が大事だよ、というお話です。 Contribution of hip abductor-adductor muscles on static and dynamic balance of community-dwelling older adults Aging…

違いが分かる奴のBerg Balance Scale

高齢者や後遺症のある方のバランス能力をはかるために使用されている指標の一つにBerg Balance Scale(バーグバランススケール、BBS)があります。0〜56点で評価されるのですが14項目ありそれぞれ0〜4点の点数をつけて合計します。 しかし26点と29点だとどれ…

日常生活での背骨の動き

Gait&Posture 2019:67:277-283より Spinal segment do not move togather predictably during daily activities 要約の要約(できてるかな?) 背景:従来より胸椎、腰椎、または脊椎全体を硬いセグメントと見なすことが一般的でした。脊椎のマルチセグメン…

歩行中のバランス

Gait&Posture 2013:18;134-142から。 Head and trunk stabilization strategies during foward and backward walking in healthy adults 要約の要約(できているのか?) 目的:健康な成人がさまざまな条件下(目を開いた状態と閉じた状態、硬い表面と柔らか…

歩行時の背骨の動き

Clinical Biomechanics 1999;14:384-388より Segmental movements of the spine during treadmill walking with normal speed 要約っぽい 目的: 本研究の目的は、通常のトレッドミル歩行中の脊椎の分節運動パターンを調査することです。10人の健康な被験者(…

脳卒中後の歩行中に起こる脊椎分節運動の変化

Journal of Human Kinetics volume 16, 2006, 39-56より Spinal Segmental Movement Changes during Treadmill Gait after Stroke 要約? 背景: 歩行障害に関するほとんどの研究は、下肢に焦点を合わせています。 しかし、歩行は背骨を含む複雑な全身運動で…

脳卒中のリハビリテーションの機能予後を予測するツール

Stroke. 2019;50:3314-3322. DOI: 10.1161/STROKEAHA.119.025696. Prediction Tools for Stroke Rehabilitation 勝手に要約の要約(元がありません汗) 目的: 入院早期に急性期病院を退院するまでに達成される機能予後を予測することでリハビリ病院への公平…

TWISTアルゴリズムで脳卒中後の自立歩行が予測できる

Neurorehabilitation and Neural Repair 2017, Vol. 31(10-11) 955–964 The TSIWT Algorithm Predicts Time to Walking Independently After Stroke 要約の要約 目的: 脳卒中後に一人で歩けるようになるのか?そしていつ頃歩けるのか?を判断するアルゴリズ…